Program
2025.11.10 | 12:30–14:00
Onsite Talk
ひらかれるまなび─Learning Experiment in Art Spaces─
Learning Experiment in Art Spaces
アートを見ることを、ひらいてみる。
芸術祭やアートイベントは、アーティストや関係者と一般の来場者が交わる貴重な場です。
ここに訪れた人が、単なる観客ではなく、もう一歩「内側に入る」きっかけを持てるようなプログラムをつくりたいと考えています。
学校教育の中では「上手い／下手」「正しい見方」といった評価や枠組みが先立ち、表現や鑑賞が受動的になりがちです。けれども本来、描くこと・踊ること・歌うことは誰にでも開かれた営みであり、生きる日常に自然に入り込むものだと思います。そしてそれは成果や評価を超えて、人と人が関わり合いながら「学ぶ＝ラーニング」場であるはずです。
本企画では、アーティスト山口みいなと、アートアーバニズムYAUやPARADISE AIRなどを手がける森純平氏がトークを行い、ラーニング/ 美術教育/ 新しい芸術実践の場などをめぐって意見を交わします。さらに会期中には鑑賞ツアーやワークショップを実施予定。アートの「鑑賞」や「ラーニング」をより開かれたものとして捉え直し、アーティストと来場者が共に考える“学びの実験”を行うプログラムです。トークと体験を組み合わせ、参加者が「自分の手で学ぶ」時間をデザインします。
登壇者
Guests
森純平
(建築家)
山口みいな
(アーティスト、6okken)
Junpei Mori
(Architect)
Miina Yamaguchi
(Artist, 6okken)
トーク企画者
Talk Curator
山口みいな
(アーティスト、6okken)
Miina Yamaguchi
(Artist, 6okken)
ひらかれるまなび─Learning Experiment in Art Spaces─
Learning Experiment in Art Spaces
日時：
2025年11月10日(日) 12:30–14:00
会場：
科学技術館1F Welcome Area（エントランス受付裏）
参加費：
無料（受付にて入場チケットのご提示をお願いします）
参加方法：
事前予約不要
言語：
日本語
※文字起こし・音声翻訳アプリVoice Pingによる日本語・英語字幕あり
Date & Time：
November 10 12:30–14:00
Venue：
Science Museum 1F Welcome Area (behind the entrance)
Admission：
Free on a first-come, first-served basis. (A separate EASTEAST_TOKYO 2025 ticket is required for entry.)
Language：
Japanese
※Japanese and English subtitles provided via automatic transcription and translation.
登壇者
Guest
森純平 (建築家)
1985年マレーシア生まれ。東京藝術大学建築科大学院修了。在学時より建築から時間を考え続け、舞台美術、展示、まちづくり等、状況を生み出す現場に身を置きつづける。2013年より千葉県松戸を拠点にアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」を設立。今まで300組以上のアーティストが街に滞在している。主な活動におっとり舎（2007）、MADLABO（2011）、遠野オフキャンパス (2015-)、ラーニングをテーマとした「八戸市新美術館設計案（共同設計：西澤徹夫、浅子佳英）」(2017-)、東京藝術大学美術学部建築科助教(2017-)。たいけん美じゅつ場VIVA基本設計/ディレクター(2019-)、有楽町アートアーバニズムYAU2021 /ディレクター等、株式会社インテロバング。
Junpei Mori (Architect)
山口みいな (アーティスト、6okken)
アーティスト/線を引く人
線や身体運動の痕跡、ドローイングを通じて関係性や対話の探究を様々な場で実践し続けている。
また、アーティスト•ラン•レジデンス6okkenや、パフォーマンスコレクティブpitoの活動等を行っている。
様々な人に向けた合宿やワークショップを企画し、表現と暮らしが交わる“場”をひらいてきた。
代表的なプロジェクト「ドローイングセッション」では、身体の思考を介して言語を超えたコミュニケーションや他者との関係性を探っている。
多摩美術大学卒業制作展優秀作品賞/福沢一郎賞受賞,個展（gallery seana ,2023)、個展（H.B.nezu 2023)、阿寒アイヌアートウィーク(2024,2025),地べた音楽祭（2024）
Miina Yamaguchi (Artist, 6okken)
Artist / Organizer
Miina Yamaguchi explores communication and relationships through drawing, tracing lines, movements, and everyday gestures. She organizes experimental art and learning environments that merge expression and daily life. Based in Japan, she runs the artist-run residence 6okken and the performance collective pito, curating workshops and collaborative projects. Her main project, “Drawing Session,” investigates nonverbal dialogue through bodily thinking.
Awards include the Tama Art University Excellence Award Prize.
Recent projects: H.B.Nezu (2023), Akan Ainu Art Week (2024, 2025), Jibeta Music Festival (2024).