Program
2025.11.9–8
Onsite Tour
鑑賞プログラム「パフォーミングアーツ・ツアー」
Viewing program: Performing Arts Tour
このプログラムは、アーティストの身体表現や制作過程を観察しながら、
「見る／学ぶ」の関係を考え直すラーニング形式のツアーです。ナビゲーターの山口みいな（6okken）が、Jackson kaki(キュレーター)と共に該当パフォーマンスやアーティストの背景をレクチャーしたのち、参加者とともに作品を鑑賞し、言葉や文字で感想を共有。
最後にはアーティスト本人を交えた対話セッションを行います。
フェスティバルなどで上演されるパフォーミングアーツは、
しばしば「コアなファンのもの」と捉えられがちですが、
このツアーでは、より多様な来場者とともに「どう観るか」を丁寧にシェアし合うことを目指します。
さらに、鑑賞直後にアーティスト本人とフィードバックを交わすことで、
観る側と表現する側が、“身体時間”を共有する新しい学びの場をつくり出します。
パフォーマンスの「始まりと終わり」、
ギャラリーやクラブ、劇場といった異なる空間での「身体のあり方」など、
さまざまな観点から“タイムベースドな表現”を捉え直していきます。
ナビゲーター
Navigator
山口みいな
(アーティスト、6okken)
Miina Yamaguchi
(Artist, 6okken)
協力
In cooperation with
JACKSON kaki
(EE_V/S/P Programキュレーター)
JACKSON kaki
(EE_V/S/P Program Curator)
鑑賞プログラム「パフォーミングアーツ・ツアー」
Viewing program: Performing Arts Tour
開催スケジュール：
①11月8日（金）
14:00–15:00 レクチャー＆ディスカッション（JACKSON kaki＋山口みいな）
17:30–18:45 パフォーマンス鑑賞（楊いくみ・野流）
18:45–19:00 感想共有・フィードバックセッション
②11月9日（土）
14:00–15:00 レクチャー＆ディスカッション（JACKSON kaki＋山口みいな）
17:15–17:45 パフォーマンス鑑賞（cityofbrokendolls）
17:45–18:15 感想共有・フィードバックセッション
定員：
10〜15名程度
参加費：
無料（受付にて入場チケットのご提示をお願いします）
参加方法：
エントランスにて受付（※先着順）
言語：
日本語
Date & Time：
① November 8
14:00–15:00 Lecture & Discussion (JACKSON kaki + Miina Yamaguchi)
17:30–18:45 Performance Viewing (Ikumi Yang, Yaryu)
18:45–19:00 Reflection & Feedback Session
② November 9
14:00–15:00 Lecture & Discussion(JACKSON kaki + Miina Yamaguchi)
17:15–17:45 Performance Viewing (cityofbrokendolls)
17:45–18:15 Reflection & Feedback Session
Capacity：
10–15 people
Admission：
Free on a first-come, first-served basis. (A separate EASTEAST_TOKYO 2025 ticket is required for entry.)
Please check in at the entrance.
Language：
Japanese
ナビゲーター
Navigator
山口みいな (アーティスト、6okken)
アーティスト/線を引く人
線や身体運動の痕跡、ドローイングを通じて関係性や対話の探究を様々な場で実践し続けている。
また、アーティスト•ラン•レジデンス6okkenや、パフォーマンスコレクティブpitoの活動等を行っている。
様々な人に向けた合宿やワークショップを企画し、表現と暮らしが交わる“場”をひらいてきた。
代表的なプロジェクト「ドローイングセッション」では、身体の思考を介して言語を超えたコミュニケーションや他者との関係性を探っている。
多摩美術大学卒業制作展優秀作品賞/福沢一郎賞受賞,個展（gallery seana ,2023)、個展（H.B.nezu 2023)、阿寒アイヌアートウィーク(2024,2025),地べた音楽祭（2024）
Miina Yamaguchi (Artist, 6okken)
Artist / Organizer
Miina Yamaguchi explores communication and relationships through drawing, tracing lines, movements, and everyday gestures. She organizes experimental art and learning environments that merge expression and daily life. Based in Japan, she runs the artist-run residence 6okken and the performance collective pito, curating workshops and collaborative projects. Her main project, “Drawing Session,” investigates nonverbal dialogue through bodily thinking.
Awards include the Tama Art University Excellence Award Prize.
Recent projects: H.B.Nezu (2023), Akan Ainu Art Week (2024, 2025), Jibeta Music Festival (2024).
協力
In cooperation with
JACKSON kaki
JACKSON kakiはアーティスト、DJ、VJ、ディレクター、グラフィックデザイナーとして活動する。3DCGや映像、パフォーマンス、インスタレーション、サウンドなどのマルチメディアの表現に取り組み、身体とテクノロジーの関係性を脱臼的感覚に落とし込む。VJとしてはMONDO GROSSOやEYヨなどの国内のアーティストから、Two ShellやKode 9などの海外のアーティストとのコラボレーションを行い、クラブシーンを中心に活動する。アーティストとしては国内のギャラリーなどの展示の参加や、海外の美術館でのAudio Visualのライブを行う。
JACKSON kaki
Born in 1996 in Shizuoka Prefecture, currently enrolled at the Institute of Advanced Media Arts and Sciences. Active as an artist, DJ, VJ, video artist, and graphic designer. Works with multimedia including VR/AR, 3DCG, video, performance, installation, and sound, focusing on the natural aspects of the body and the concept of virtual reality through production and research. Also active as a director and curator of art projects. In 2022, used the Shibuya club 'CONTACT' for the art project 'Imaginary Line'. In 2023, co-curated the Video/Sound/Performance program at EASTEAST_TOKYO with QIUYU JIN, and served as the director of 'ZOR' held at CALM & PUNK GALLERY.